2020年に開園したあい・あい保育園の施設長にお話しを伺う園紹介も第10回目を迎えました。今回は千葉県浦安市にある浦安北栄園です。浦安駅と南行徳駅のどちらからも徒歩10分程の住宅街に位置しています。他園とは内装が違っていて、壁が白いことから“白い、あい・あい”と呼ばれることもあるそうです。

調理室にて頼もしいスタッフと!いつも、おいしい給食を作ってくれます

 

浦安北栄園の施設長を務めるのは自らを「チャレンジ精神のかたまり」とおっしゃる礒部仁美さんです。キャリアは、幼稚園の教諭からスタート。結婚・出産を経て保育士歴18年と、経験を重ねてきました。

幼稚園から保育士に転向したのは、ご自身の子育てが影響しているとか。「出産を経験したことで、子育ては一人でするものではなく社会で育てるものだと痛感しました。及ばずながらお子さんだけでなく、働くお母さんもサポートしたいと保育士になりました。」と言う礒部施設長は、学生時代には文化祭の実行委員や生徒会長を務める行動派。「目標を決めてチャレンジするのが好きですね」との自己分析も。

当社で施設長として新たなキャリアにチャレンジしたのも“子育て”がきっかけでした。「今年、下の子が新社会人になり親として肩の荷がおりました。同時に、自分のこれからを考えるきっかけにもなりました。」さらに勤めていた園の園長から「あなたは、いつか保育士を育てる道を目指しなさい」とアドバイスされたことも心に残っていたそうです。

「これまで公立の園だったので、実は人生で初の会社員です」と茶目っ気も。運営や管理など初めてづくしに奮闘する毎日も、「目標に向かって努力するのが性に合っているから苦になりません」と頼もしいかぎり。開園初日には貞松社長が視察に来られ感激したとか。「壁が白いことから社長が“白いあい・あい”とネーミングしてくださいましたが、他にも広い学習室や、スチームコンベクションオーブン(*1)のある調理室など、この園ならではの設備が自慢です」とにっこり。明るさとやさしさが溢れる礒部施設長。「子どもたちを笑顔で帰そう!」という園の合言葉を率先して体現しているようでした。

注釈*1 スチームコンベクションオーブン:オーブンにスチーム(蒸気)発生装置を取り付けた厨房機器。熱風と蒸気を使い、食材を焼く、蒸すだけでなく、蒸気量もコントロールできるため従来のオーブンや蒸し器では出来ない料理なども調理可能。

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