2020年度に開園したあい・あい保育園の紹介も13回目となりました。今回は千葉県成田市にある西三里塚園です。日本の玄関口・成田国際空港があり、豊かな水と緑に囲まれたのどかな地域です。

西三里塚園を任されたのは「保育士になるのが小さい頃からの夢」だった石塚栄子施設長です。念願の保育士になった後は、「この仕事は毎日がスタート」だと感じたそうです。「子どもたちは日々成長しているし、その子によって接し方も違うからです。だからアンテナを常に張って、いいなと思ったことはどんどん取り入れるようにしました。」と新人時代を振り返ります。

結婚・出産後はしばらく子育てに専念したそうですが、子育て中も“自分だったら、保育士さんからこんな言葉をかけられたら嬉しいだろうな”と、ついつい保育士目線になってしまったとか…。

保育士として嬉しかったことは?の問いに、「卒園した子が会いにきてくれること。成長した姿を見るたび“保育士でよかった”と思います。」とにっこり。「保育士がその子の人生に関われるのはわずか数年かもしれませんが、ずっと見守る覚悟で子どもたちに接したい」ともおっしゃっていました。

今回、初めて施設長を任されて驚いたことがあるそうです。「裏方の存在です。建設時から関わらせてもらったことで保育園を作る大変さを知りました。1つの園を作るために、なんと大勢の方が関わっていることか!人と人との繋がりを強く感じました」と感無量。

また、西三里塚という地域には馴染みがなかったそうですが、園の隣にある畑のオーナーが『うちの畑をよかったら“食育”に役立ててください』と申し出てくれるなど、地域と人の温かさを身にもって感じられたことも嬉しい収穫です。

「乳幼児期は人格形成の基礎作りをする大切な時期と言われています。豊かな自然と温かな地域、そして多くの方の思いによって、まさに“実りの多い”園になると確信しています」と抱負を語ってくれました。

 

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