近年、大規模な自然災害が増加しています。保育事業をはじめとする総合福祉企業であるglobal bridge グループでも防災意識を高め、日頃から災害の発生に備えています。
global child care総務課に勤務する大河原は9月に防災士の資格を取得。そして9月8日(水)にShibuya Cross-FMに出演し、防災で役立つ知識や情報について語りました。

本番前の打ち合わせ中の大河原。壁には大きなロゴマーク
防災のボランティア活動歴2年半。防災士の資格も取得
普段は、総務課で備品や文書の管理などをしている大河原。一方では、地域の市民消火隊として2年半以上にわたり防災ボランティアを続けてきました。そしてこの9月に防災士の資格も取得しました。
活動はそれだけにとどまらず、Clubhouse(クラブハウス/音声配信SNS)で、朝5:00に役立つ防災知識を毎日発信し続け、いつしか著名人のファンも獲得したとか…。今回のラジオ出演は、その縁から生まれたものです。

渋谷にある通称ファイヤー通りに面したスタジオ
今回、出演した番組「しぶや防災Café」は、危機管理アドバイザーの早川 大さんと、渋谷クロスFMのパーソナリティ佐藤結美さんがMCを務める1時間の番組です。
生放送のため、取材したこちらのほうが緊張気味。でもゲストで登場した大河原は、まったく緊張していませんでした。
本番が始まると、まず、防災活動をするきっかけをたずねられます。「東日本大震災で実家が被災した経験から防災の大切さを伝えようと思ったからです」と大河原。福島県出身です。さらに、現在住んでいる地域の防災ボランティアに参加したきっかけは、「地域で子育てをする大切さを痛感したことから恩返しのつもりでやっています」と語りました。
早川氏と佐藤パーソナリティからは「行動力がすごすぎますね。確か、昨日、防災士の資格試験にも合格したんですよね。おめでとうございます!」と二人から祝福を受けるシーンも!

左手前:早川氏、左奥:佐藤パーソナリティ、右:大河原
防災意識は受動ではなく能動的を原則に!
佐藤パーソナリティから「長く市民消火隊を続けられたのは何故ですか?」と質問されると「ここまで続けられたのは、楽しかったからの一言」と大河原。それを受けて早川氏は「それ、とても大切です。ボランティアの基本ですね」と大いに納得。
さらに、防災意識の話題へと話しが膨らみ「防災ボランティアをやってきて感じるのは、なぜかみんな受け身だということ。“誰かが何かしてくれるだろう”という意識が強いのが残念です。そうなると被害にあっても“誰も注意してくれなかったから”となります。それでは遅いんです。自分の身は自分で守らなくては。」と訴える大河原。
すると「今の時代、防災意識の基本は受動的ではダメです。人まかせではダメ。自分だったらどう行動するか、常に能動的に考えるクセを日常から身につけるのが大切なんです」と早川氏も力説。その後も3人の防災談義は大いに盛り上がりをみせていました。
今後について大河原は「実は“防災コーチング”を広めたいと思っています。防災+コーチングですね。私自身が15年前にコーチングというコミュニケーション手法に出会ったことで、自分の行動力が高まった経験があります」と夢を語りました。これには、早川氏も佐藤パーソナリティも「それ、いいですね。私たちも応援します。大いに広めましょう」と意気投合していました。
渋谷の「今」と「これから」を世界に発信しているインターネットラジオ。地域防災への意識づけとして渋谷の地域情報や防災情報、渋谷のカルチャーを発信し続けている。
■早川 大 防災団体bousaring代表/株式会社kipuka代表。防災士/危機管理アドバイザー/東京都立光明学園防災推進委員 他で活躍中
■佐藤結美(渋谷クロスFM 水曜日担当)MC司会/パーソナリティ/ナレーター/舞台女優などで活躍中
子どもを「みんなで守る」防災対策~AIAIの防災についての座談会はこちら