AIAIグループ株式会社の中核であるAIAI Child Care株式会社の2023(令和5)年度入社式が3月下旬、東京と大阪で開催されました。
満開の桜の下で社会人としてのスタートを切った今年の新卒社員は、保育士61名、調理(管理栄養士・栄養士・調理師)38名、作業療法士6名の計105名。
新型コロナなどにも配慮し、分散開催された入社式に参加した新卒社員たちは、少し緊張した面持ちで辞令を受け取っていました。
きょうより良い明日を―自ら考え、議論して社会に貢献を
入社式では貞松成社長が訓示を行いました。
16年前、2007年に千葉・幕張の小さな無認可保育所と社員3人でスタートした会社は今、認可保育所や児童発達支援事業所、高齢者施設などを合わせて106カ所、従業員は約1900人になっています。
貞松社長はこうした会社のあゆみに触れたうえで、保育や療育の専門職になる新卒社員に、専門職としての責務を果たすためには「理念と基本」が大切だとし、仕事に迷いが出たときには「保育理念や、児童福祉法、保育所保育指針といったガイドライン=基本に立ち返ることを思い出してほしい」と話しました。
そのうえで「どうしたら明日はきょうより良くなるか。自分の頭で考えながらも、自分とは違う価値観を持つ人たちとの議論を通して人格を磨き、社会に貢献できる人間になってください」と激励しました。
いつか自分の良さや思いを他者に与えられるように
その後、木本彰取締役が新卒社員一人ひとりに辞令を交付。
新卒社員を代表してあいさつした須々田真衣さんは「会社、配属園の発展のために全力で業務に取り組むこと、困難に負けずに努力することを胸に、日々精進してまいります」、同じく上本琴未さんは「いつの日か他者に自分の良さや思いを与えられる存在になりたいと考えています。自分の強さと弱みを自覚し、持ち味を最大限に活かして業務に取り組んでいく所存です」と決意を新たにしていました。
新卒社員たちは、さっそく今春から認可保育園「AIAI NURSERY」と、発達に課題のある子どもたちのための児童発達支援事業所「AIAI PLUS」に配属され、子どもたちに向き合いながら成長していくことになります。
入社式後には集合研修を実施。同期入社と学ぶ機会です