ポジティブワードの言葉がけで、園児&保護者、そして職員間の絆を強固に!

当社では、千葉、東京、神奈川、大阪で72のあい・あい保育園を展開しています(2020年9月現在)。保育理念として「もうひとつの家」を掲げ、どの園も独自の取り組みや地域交流を行っています。そんなあい・あい保育園を順番に紹介していく企画です。「どんな園?」「どんな保育士さんがいるの?」など園の魅力をお伝えしています。
今回は、千葉県JR外房線の土気駅から徒歩5分ほどにある土気園です。自然豊かな地域で、広い園庭には大型遊具のAINIも完備しています。佐々木施設長にお話しをお聞きしました。

子どもたちが走り回れる広さがある園庭。大型遊具AINI、砂場やブランコもあります

晴れたら広い園庭で、雨の日は「なないろ体操」で元気いっぱい遊ぶ!

Q広い園庭ですね!砂場や立派なAINI(大型遊具)もあって、のびのびと遊べそうですね。
佐々木:はい。それに、どのお部屋からも園庭に出やすいのが自慢です。子どもたちは体を動かすのが大好きですから、毎日、元気いっぱい走り回って遊んでいます。まさに、あい・あいの理念のひとつ「遊びこむ」様子が見られます。雨の日は「なないろ体操」を取り入れた運動も行っています。

Q「なないろ体操」は、あい・あい保育園で取り入れている頭と体を使って楽しむ運動プログラムですね。
佐々木:そうです。子どもたちの年齢をふまえ、この時期にどんな能力を伸ばしてあげたいかを考えて行います。たとえばラダー(線路の形をした紐状の道具)を使って、ケンパーで飛んだり、ひもを踏まないようにハイハイで移動するなどです。

なないろ体操。カニさんになって三角コーンをタッチ!

Qなるほど。プログラムで何か工夫していることはありますか?
佐々木:とにかく楽しくやることです。ピタッと止まる動きの時はネコさんになってとか。三角コーンを2カ所に置いて交互にタッチする時も「カニさんになって横歩きで!」など、自分が何かになって動くって楽しいでしょう。

オンライン行事も!サッカーチームや小学校など地域交流も盛ん

Q今年は新型コロナウイルスの影響で制限も多かったことと思いますが、地域との交流はいかがですか?
佐々木:本来なら地域交流が盛んです。近くのサービス付き高齢者向け住宅「ふるさとホーム土気」とは世代間交流を行っていますし、地元の土気小学校とは、毎年、交流会を行っています。残念ながら、思うように交流できない中、先日、千葉市をホームタウンとするプロサッカークラブ「ジェフユナイテッド市原・千葉」とのオンラインの交流会があって、子どもたちは大喜びでした。

Qオンラインですか?どんな風に行ったのですか?
佐々木:本当はチームマスコットのジェフィたちが来園するはずだったのですが、コロナ禍ということでいったんは中止にしたのです。でも、オンラインでも可能ということがわかってお願いしました。プロジェクターを通して、子どもたちと交流したのですが、とても楽しかったです。ジェフィが画面から「こんにちは!」と呼びかけた後、ジェスチャーゲームやクイズ、ダンスまで楽しみました。

Qすごい。盛りだくさんの内容ですね。プロジェクターなら画面も大きいし、子どもたちみんなで楽しめますね。
佐々木:はい。通信環境が整っているので、オンライン行事を利用しても楽しい思い出が作れるのだとわかりました。

大きなプロジェクターを使ってジェフィとの交流を楽しみました

若手、中堅、ベテランが助け合いながら築いた保育環境

Q佐々木施設長は、あい・あい保育園土気園には半年前に異動で来られたとか?
佐々木:はい、以前は幕張園にいました。同じ千葉県ですが最初はとまどいましたね。でも、職員がみんな優秀で!助けられながら半年たちました。

Qそうでしたか。半年間で何か印象に残ることはありますか?
佐々木:最初に感じたのは、職員間のあいさつがきちんとしているということです。あいさつは社会人としての基本だし、すべてのコミュニケーションに通じるものだと思います。そのせいか職員間の連携も良くて、保護者様との関係もスムーズだと感じます。

Qなるほど。職員の構成はどのような感じでしょうか?
佐々木:若手・中堅・ベテランの職員がバランスよく在籍しているのも当園の良いところだと思います。若い職員はフレッシュさがあるし、経験のある職員は的確な指示ができる。足りない分は誰かが補ってくれる、自分の長所を発揮しやすい環境だと思います。看護師もとても頼もしいんですよ。

避難訓練も職員全員が一致団結して行う大切な行事

Q看護師さんが活躍するシーンは多いのですか?
佐々木:アレルギー対応や小さなケガでは、適切に判断してくれるしとても頼れる存在です。いつも園児の体調変化に気を配ってくれていますし、当園では0歳児の補助にも入ってくれています。また、衛生講習会も企画してくれるので職員全員がお世話になっている感じです。

Q大切な役割を担っているんですね。衛生講習会はどのようなものですか?
佐々木:先日はより適切な嘔吐処理の方法を教わりました。少人数を集めて行っているので、職員も出席しやすくて助かります。

インタビューの中で、就任して約半年の佐々木施設長が、「職員同士のあいさつがしっかりしている」とお話されていましたが、それは情報共有がスムーズで、相手を尊重している証拠でもあるのではないでしょうか。
取材中も「ありがとうございます」「おつかれさまでした」など、お互いを思いやるポジティブワードがあふれていました。心に寄り添った言葉がけと笑顔があふれる土気園でした。

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