当社、子会社の株式会社global child care(以下、gcc)は、すぐに働けてすぐにお金がもらえるスキマバイトアプリ「タイミー」を活用した保育士のインターン制度を新たに創設しました。gccは、10 月12日から本制度の運用を開始します。スキマ時間を活用することで、好きな地域の「あい・あい保育園」で1日単位や数時間単位での勤務ができ、これまでにない保育士の臨機応変な働き方を可能にした〝あい・あいモデル〟の提案です。

当社社長 貞松は、「経験豊富な保育士が自分に合った時間帯で働くことで、施設で提供する保育の質を担保しながら、保育現場で活用できる社会の創出を目指していきたい」と話しています。

 

従来のインターン制度は申し込み後、保育園勤務が決まるまでの調整などに時間がかかっていましたが、〝あい・あいモデル〟では、勤務日程の調整や報酬の振り込み口座の登録などの手間がなく、すぐに働くことができることが特徴です。また、結婚や子育てなどで退職して一定期間のブランクがあるものの、再就職を考えている保育士の方に「保育園勤務でのリハビリ期間」を提供することで、制度を活用した保育現場への復帰の支援も行います。

こうしたインターン制度を創設した背景には、①職場とのマッチング②経験年数③勤務時間帯―の保育業界の3つの偏在があり、これらの解消を目指すことを狙いとしています。

 

①職場とのマッチング偏在の解消
固定された人間関係が築かれ易い保育園では、上司や同僚との相性によっては保育士の早期離職につながるケースもあります。勤務後に初めて得ることができる情報や、履歴書の確認や面談だけでは把握できないことも多いのが実情ですが、〝あい・あいモデル〟によるインターン制度では、お互いの相性を確認したうえで就職や採用を決めることができ、マッチングの偏在解消につながります。
②勤務時間帯偏在の解消
保育園では朝7~9時や夜16~20時の時間帯における保育士の確保は難しく、恒常的には9~18時の時間帯も足りていません。しかし、隣の保育園では曜日や時間帯によっては働くことができる保育士もおり、スキマ時間で勤務できる保育士が増えることで勤務時間帯の偏在が解消できます。
③経験年数偏在の解消
東京の保育士の40%以上は20代が占めており、保育現場では、子育て経験のある経験豊富な40代、50代の職場復帰を目指す保育士が必要とされています。しかし、40~50代はブランクがあるため復帰が難しいことから、経験年数の偏在が生じていますが、〝あい・あいモデル〟では経験豊かな年齢層の保育士が勤務できるリハビリ環境を整えることで、保育経験の差による偏在の解消を目指していきます。

※同様のインターン採用を希望する保育事業者は、当社までご連絡ください。