当社の関連会社で保育・介護におけるICT事業の企画・開発を行う株式会社social solutionsは、毎年11月に行われる厚生労働省の乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間に合わせて、11 月 25 日(水) 13 時より「SIDS対策強化月間におけるシンポジウム(主催:ソーシャルソリューションズ)」を東京・中央区内で開催いたします。

このシンポジウムでは乳幼児の午睡中の安全対策について各保育園の具体的な事例を紹介し、どういった場面で乳幼児の事故が発生しやすいかを解明するとともに乳幼児の安全対策の最前線を紹介いたします。このシンポジウムを通して保育施設全体で改めて子どもの安全について見つめなおし、SIDSへの注意喚起を行っていきたいと考えています。

■SIDSは乳児期の死亡原因第4位
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、何の予兆もないままに、主に1歳未満の健康にみえた乳児が突然亡くなってしまう原因不明の病気です。厚生労働省の発表では、令和元年には78名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては先天奇形および変形・染色体異常、呼吸障害、不慮の事故に次いで第4位となっています。さらに12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、厚生労働省では毎年11月を乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間と定めています。

厚生労働省より引用(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000181942_00004.htmlより)

■SIDS対策強化月間におけるシンポジウム(主催:ソーシャルソリューションズ)概要

【基調講演】~ SIDS 強化月間に考える子どもの安全について ~
国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター
研究センター長  持丸 正明氏
人間の体の構造や機能を、コンピュータ上に精密に再現する「デジタルヒューマン技術」の視点から、SIDSを含め、子どもが命を失うような事故を回避するためにできることについて講義いただきます。
【座談会】~ 子どもの安全のための保育施設の取り組みと福祉テクノロジー ~
モデレーター:
石元 悠生(前産経新聞編集委員、早稲田大学政策総合科学研究所招聘研究員)
パネリスト :
持丸 正明(国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究センター長)
伊藤 華英(2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピック競泳女子日本代表
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会職員)
清水 淳子(学研ココファン・ナーサリー桃井 園長)
貞松 成 (株式会社social solutions 代表取締役)

テーマ1:「保育施設における午睡中の安全対策について」
実際に保育園で行われている午睡中における安全対策事例と保育士の身体的・心理的負担について考え、午睡センサーといったテクノロジーが果たすべき役割について共有していきます。
テーマ2:「保育園での事故対策について」
午睡中だけでなく、保育園の事故報告から考えられる“保育の死角”を明らかにし、より安全な園生活を送るためにできることについて議論します。

【日時】 11 月 25 日(水) 13:00~15:00
【会場】 東京都中央区日本橋2丁目5−1日本橋高島屋三井ビルディング31F
オルクドールサロン(地下鉄東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅 直結)
【参加申込方法】
下記フォームより必要事項記入の上、お申込みください。(先着20名)
フォーム:https://forms.gle/AkeZuWdRKBHgsdjm8
【YouTube LIVE配信視聴方法】
下記フォームを入力し、送信していただいた方にライブ配信先URLをメールにてご連絡いたします。
フォーム:https://forms.gle/BUGpY3R9nfU5M4j59


【この件に関するお問い合わせ】
担当:板倉(いたくら)
TEL: 03-6284-1610
e-mail:otoiawase@socialsolutions.jp