当社グループ会社AIAI Child Care(株)が運営するAIAI NURSERY(旧あい・あい保育園)では、保育士の専門性向上に力を入れています。その一環として、保育の質向上や保育士のキャリアアップを目的に、星槎大学大学院教育実践研究科(専門職学位課程、横浜市、定員15名)と包括連携協定を締結。その、記者発表会が4月8日に神奈川県庁で行われました。

左よりAIAI Child Care㈱の星野・保育運営部長、貞松社長、星槎大学の山脇学長、西村教育実践研究科長

今回の協定では、AIAI NURSERYの施設長から選抜された数名のうち、星槎大学大学院に合格した者が大学院で2年間学び、教育修士(専門職)の学位取得をめざすもので、学費は会社が負担します。

また、星槎大学大学院の教員がAIAI NURSERYの保育士向けの研修で講師を務めることなども盛り込まれています。

記者発表会には、星槎大学大学院からは、山脇直司学長と西村哲雄・教育実践研究科長、AIAI Child Care㈱からは代表取締役社長 貞松と保育運営部部長 星野が登壇しました。

まず西村研究科長が「今回の連携は新しい教育の夜明けだと思っています」と連携を評価。さらに「保育の専門家が当大学院で学ぶことで、専門性の向上とキャリアアップに貢献でき、さまざまな立場の方との交流により、多様な視点を獲得できると思います」と話しました。

貞松は「働きながら2年間学ぶことは大変なこと。しかし、それだけ学ぶ意義は大きい。自分で問題を発見して自分で問題を解決できる人材になってほしい」と話していました。

神奈川県庁で行われた記者発表会

質疑応答ではさまざまな質問がされました。「連携のきっかけは?」という質問には「保育士のキャリアパス制度を充実させ、待遇改善につなげたいという思いがありました。保育士として専門性と高めていくことが、自分自身の処遇改善につながる、働き続けるのにふさわしい職業なのだと思ってほしい」と貞松は話していました。

2022年度、星槎大学大学院には16名が入学。AIAI NURSERYからは2人の施設長が合格しました。2人とも「星槎大学大学院で学ぶことで働く中で感じた課題の解消につなげたい」と、意欲を燃やしています。

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