卒園式の時期に差し掛かり、来月から新年度を迎えようとしています。
来年度で保育事業をはじめて12年目に入ります。
ただし、保育業界は課題が多くていつも頭を抱えています。
いつかは保育業界の課題を解決したいと考えています。
私が考える保育業界の課題を3つ、備忘録を兼ねて挙げてみます。
【保育業界の課題2018】
①児童福祉の世界において専門性を担保する資格が保育士しかないが、保育士養成校では保育士の国家試験が免除されているため、唯一の資格の質が担保されていない。
②保育士に上位資格がないためキャリアが描けず専門性も高めにくく、児童発達や放課後等デイサービスの配置要件を発達障害の専門性を有さない保育士が対応せざるを得ない状況にある。
③保育所と幼稚園のどちらを経ても小学校へ就学するにも関わらず、両者が異なる教育・保育課程を持っている。
これは私だけが思っているのではなく、社会福祉業界の人なら誰もが課題として懸念している事案だと思いますが、実際に行動に移すのは難しいものです。
以上のような課題に対して、自治体だけでなく、保育事業者が自分ごととして取り組まななければ解決は難しいでしょう。
しかし、保育の業界団体も点在しており、その目的も多様化しており、まとまるのは難しそうです。
いつか自力で取り組んで解決していきたいと思います。