2026年7月31日、AIAIグループ 2027年3月期1Q決算を開示しました。
売上高62.8億円、営業利益3.1億円、EBITDA6.6億円となり、
きららグループの初回連結と既存事業の成長により、大幅な増収増益となりました。
AIAIグループ 2027年3月期1Q決算の概要
売上高62.8億円
前年同期比+85.5%
営業利益3.1億円(営業利益率4.9%)
前年同期比+83.1%
EBITDA6.6億円(EBITDAマージン10.5%)
前年同期比+95.7%
親会社株主に帰属する四半期純利益1.8億円
前年同期比+35.1%
大幅な増収増益となった主な要因は、既存事業が堅調に成長したことです。
AIAI NURSERYでは、園児数が増加し、充足率も向上しました。
AIAI PLUS・RESTによる療育、AIAI VISITによる訪問支援、
CHaiLDによる教育・業務支援も、それぞれ伸長しています。
のれん償却費の増加や、保育士の処遇改善に伴う人件費の増加はありましたが、
増収効果によってこれらを吸収し、営業利益も前年同期を83.1%上回りました。
また、第1四半期にはAIAI NURSERYを2施設、雲母保育園を2施設、
合計4施設を新たに開設しました。
2026年6月末時点のグループ運営施設数は192施設となっています。
決算数値や各事業の詳細については、
2027年3月期第1四半期決算の概要
をご覧ください。
既存事業が堅調に成長
AIAI NURSERYの2026年6月の園児数は5,372名、
定員に対する充足率は97.0%となり、過去最高を更新しました。
新年度には卒園児と新入園児の入れ替えがあるため、
毎年4月に充足率が一時的に低下します。
今期も4月に低下しましたが、その後は順調に回復しています。
今後は、AIAI NURSERYで培ってきた園児募集、採用、職員配置、
施設運営のノウハウを雲母保育園にも横展開し、
保育の質を維持しながら、グループ全体の充足率を高めていきます。
療育事業では、AIAI PLUS・RESTの利用者数が、
2026年4月の1,741名から6月には1,801名まで増加しました。
稼働率も4月の87.3%から6月には94.7%まで回復し、
高い水準を維持しています。
AIAI VISITの6月の訪問支援回数は758回となり、過去最高を更新しました。
直営園への訪問に加えて、グループ外の保育園への訪問支援も増加しています。
CHaiLDの加入率は、2026年6月時点で73.1%となりました。
幼児教材の提供に加え、写真販売の販促方法を見直したことなどにより、
売上も前年から改善しています。
三育圏のシナジー効果
保育、療育、教育のそれぞれが成長するとともに、
事業間の連携によるシナジーも高まりました。
AIAI NURSERYや雲母保育園を利用する子どもたちに対して、
必要に応じてAIAI PLUS・RESTによる療育や、
AIAI VISITによる訪問支援を届けることができます。
さらに、幼児教育、業務支援システム、写真販売などを
グループ内の保育施設へ横展開することで、
子どもたちへの提供価値と施設の収益性の双方を高めることができます。
保育、療育、教育を別々のサービスとして提供するのではなく、
子どもの成長を中心に置き、必要な支援を一体で届けることが、
私たちの考える
AIAI三育圏
です。
通期業績予想は据え置き
2027年3月期の通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は、
次のとおりです。
- 売上高:24.2%
- EBITDA:24.5%
- 営業利益:25.6%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:26.1%
売上高、EBITDA、営業利益、当期純利益は、
第1四半期時点で概ね計画に沿って推移しています。
現時点では、2027年3月期の通期業績予想を据え置いています。
- 売上高:260億円
- EBITDA:27億円
- 営業利益:12億円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:7億円
第2四半期以降は、きららグループとのPMIを進めるとともに、
AIAI三育圏の拡大に向けたM&A関連費用や成長投資も発生します。
売上規模を拡大するだけでなく、
統合後の収益性とキャッシュ創出力を高めていきます。
前期の業績と今期の成長方針については、
2026年3月期決算を終えて、AIAIグループは次の成長ステージへ
でも説明しています。
ハビー取得でAIAI三育圏を拡大
2026年7月24日、ウェルビーホールディングス株式会社から
ハビー株式会社の全株式を取得し、子会社化することを決議しました。
ハビー株式会社とその子会社は、
児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、
障害児相談支援などを、全国71の拠点で展開しています。
株式の取得価額は32.5億円で、
株式譲渡の実行日は2026年9月1日を予定しています。
今回の第1四半期実績には、ハビーの業績は含まれていません。
2027年3月期の業績予想への影響や、
PMIによる定量的な効果については、現在精査を進めています。
取引の詳細については、
ハビー株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
をご覧ください。
AIAIグループにとって、今回のM&Aは、
単に拠点数を増やすことだけが目的ではありません。
AIAIグループが持つ保育基盤、早期療育、訪問支援、幼児教育と、
ハビーが持つ全国規模の療育ネットワーク、専門人材、
研修・運営体制を組み合わせます。
これにより、未就学期から学齢期まで、
子どもの成長に応じた支援を切れ目なく届ける体制を構築していきます。
きららグループとのPMIを着実に進めながら、
ハビーとの統合準備にも取り組んでいきます。
保育・療育・教育を一体で届ける
今回のAIAIグループ 2027年3月期1Q決算は、
既存事業の成長が表れた決算となりました。
AIAIグループの経営理念は、
「社会課題を解決し、世の中に貢献する」です。
創業以来、私たちは待機児童問題に取り組んできました。
その後、発達障害や早期療育の課題に向き合い、
AIAI PLUS・RESTを展開してきました。
さらに現在は、AIAI VISITによる訪問支援、
CHaiLDによる教育・業務支援を通じて、
子どもたちをより広く支える体制を構築しています。
少子化が進んでも、発達支援、家族支援、
質の高い幼児教育の必要性がなくなるわけではありません。
保育園の数を増やすだけでは、
これからの社会課題に十分に応えることはできません。
一人ひとりの子どもに合わせた支援、
発達への理解、そして教育の充実が必要です。
保育、療育、教育を別々に提供するのではなく、
子どもの成長を中心に置き、必要な支援を一体で届ける。
そのために、AIAI三育圏を全国の主要都市へ広げていきます。