AIAIグループ株式会社およびその子会社(以下「当社グループ」と言います。)は、保育および療育の現場と現場を支える業務全般において、子どもたちの健やかな成長とウェルビーイング(包括的な幸福)を最優先に考えています。最新のAI(人工知能)*技術は、保育者や児童指導員をはじめ、子どもたちと関わる職員の専門性を高め、子どもたちと向き合う時間をより多く創出するための有用な「支援ツール」です。

私たちは、保護者の皆様の信頼に応え、子どもたちの情報を安全かつ倫理的に取り扱うため、以下の基本方針を定め、遵守いたします。

* 本ポリシーにおける「AI」とは、生成AI(文章・音声・画像等の自動生成)、機械学習、画像認識(顔識別等)、音声認識、データ分析・スコアリング等、当社グループにおける業務およびサービスで用いるすべてのAI技術・システムを指します。

1. 子どもの最善の利益の最優先

すべての判断において「子どもの最善の利益」を最優先します。AIの導入や利活用にあたっては、子どもに不当な不利益や不公平が生じないよう慎重な検討を重ねます。業務効率が子どもの利益に優先することはありません。

2. 人間の介在と最終責任の明確化

AIはあくまで保育者・児童指導員等をはじめとする専門職を支援する役割にとどまります。園児の成長・発達の記録や、療育における個別支援計画原案の作成等、AIの利活用にあたっては、AI単独で判断・評価を決定することはありません。必ず専門知識を持つ職員が内容を確認し、最終的な責任と判断は人間が担います。

3. 個人情報およびプライバシーの厳格な保護

当社グループは、関連法令を遵守し、園児及び利用者等の個人情報を厳重に管理します。特に、顔写真、顔認識のために抽出された顔特徴データその他の生体情報や、発達・健康状況などの要配慮個人情報を取得し、またはAIで取り扱う場合には、利用目的を具体的に明示し、法令上必要となる同意その他の手続を適切に実施します。また、子ども本人から同意を取得する場合には、その年齢、発達段階、対象となる情報および利用目的等を踏まえ、同意によって生じる結果を適切に判断できるかを慎重に確認します。当社グループでは、原則として16歳未満の子どもに関する同意については、保護者等の法定代理人から取得します。

4. AIによる学習利用の禁止

当社グループは、園児その他の利用者の個人情報や面談の音声データ等を、AI提供事業者による汎用的なAIモデルの学習または再学習に利用させません。外部AIサービスの選定にあたっては、入力データが当該目的に利用されないことを契約および設定等により確認します。

5. 透明性の確保と説明責任

当社グループがどのような目的で、どのようにAIを活用しているかについて、保護者の皆様へ分かりやすい説明を行います。AIを利用したサービス(例:「VEVOレポート」(成長レポート)の作成、個別支援計画原案の作成、顔認識を用いた写真販売など)については、利用開始前に明確に説明し、いつでもお問い合わせいただける体制を整えます。

6. 継続的なガバナンスと改善

国が定める「AI事業者ガイドライン」等の指針に基づき、社内にAI倫理を監督する体制を整備します。技術の進歩や法令の改定に合わせて、本ポリシーおよび社内の運用ルールを継続的に見直し、適切な安全管理措置を講じます。

7. 正確性および安全性の確保

AIによる出力には、不正確、不完全または偏った内容が含まれる可能性があることを認識し、利用目的および子どもに与える影響に応じた事前評価、職員による確認および定期的な検証を行います。誤りまたは不適切な結果が確認された場合には、速やかに修正し、必要に応じてAIの利用を停止します。

8. 情報セキュリティおよび委託先管理

AIの利用にあたっては、アクセス制御、利用記録の管理、保存期間の設定、不要となったデータの削除その他必要な情報セキュリティ対策を講じます。また、AI提供事業者および委託先について、データの保存場所、利用目的、再委託、第三者提供、事故発生時の対応等を確認し、適切に監督します。

制定日:2026年9月25日
AIAIグループ株式会社